9月5日、北京・中国文化財国際博覧会2024(以下「文化財博覧会」)が北京古玩城で開幕した。文化財博覧会は9月5日から10月7日まで開催されている。
今回の文化財博覧会には、優れた文化財や芸術品のほかに、文化クリエイティブ作品も集結している。オフラインで開催される骨董マーケットのメイン会場となる「中国玉彫刻巨匠逸品展」には、80点以上の巨匠の玉彫刻作品が展示されている。「人長寿―斉白石生誕160周年記念展」では、斉白石氏の貴重な書画が100点以上展示されている。また、オンラインでは、「北京博物館クラウド」ミニプログラムで「京華伝承・博物館所蔵100の優れた文化クリエイティブ作品展」が開催されており、中国・海外の主要博物館に所蔵されている文化財や文化クリエイティブ作品100点が一堂に集められている。
北京古玩城と潘家園旧貨市場では、文化財博覧会の開催期間中、「第16回秋季骨董芸術品博覧会」と「潘家园民間収蔵芸術品博覧会」の2つの取引イベントが開催される。中国全国から数百の骨董業者とアート組織が集まり、中国・海外の多様な民間文化財や芸術作品が展示される。また、公益講座や無料のお宝鑑定などの市民向けイベントも開催される。また、文化財博覧会には、パキスタン、ネパール、ポーランドなど複数の国の出展者を招き、その国ならではの骨董芸術品を市民に紹介する。
(情報提供:北京日報アプリ)