2024年「インベスト北京」大会開催、外資誘致のために北京が世界への招待状を発送

北京日報
2024-04-30

北京へ投資し、未来を勝ち取る。2024年中関村フォーラム年次総会が4月25日に開幕し、同日に北京市政府が主催する2024年「インベスト北京」大会が開催された。

今年の大会では、紹介、共有、発表、契約締結、展示、相談など様々な形式で北京の国際科学技術イノベーションの優位性、一流のビジネス環境と発展チャンスを全世界にアピールし、政府・企業間、そして企業間の交流・対話を深めるためのプラットホームを構築し、より多くの首都の機能的位置づけに沿った事業プロジェクトを北京に誘致し、その実施・発展を促進する。

100近くの大学、1000以上の科学研究機関、中国のトップ人材、最高レベルの学科と実験室の半分が北京に位置する。国家級ハイテク企業、「専精特新『小さな巨人』」企業(専業化・精細化・独創性・斬新性を追求する中小企業の中でも特に優れた企業)、及びユニコーン企業の数は全国都市中トップとなっている。北京市の担当者は「インベスト北京」の基調講演の中で、豊かなイノベーション資源、整備されたイノベーションエコシステム、整った産業基盤は、企業の北京での発展を力強くサポートすると述べた。

当日は、中国国内外の投資貿易機関や、国際商工会議所の経営陣代表、フォーチュン・グローバル500社、産業のリーディング企業、投資機関の経営陣代表を含む400人余りのゲストが来場し大会に参加した。

また、当日は北京産業マップの英語版も正式にリリースされた。北京産業マップは第一・第二・第三次産業を網羅しており、「高精尖」(ハイレベル・精密・先端的)産業、現代サービス業など31の重点業界を含む。英語版のリリースにより、世界中の企業が北京の産業発展をより理解しやすくなった。

北京国際科学技術イノベーションセンターを建設するためのメインプラットホームとして、海淀区・昌平区・懐柔区の3カ所のテクノポリスの拠点も順次登場し、それぞれの特色ある投資環境を紹介し、北京で最も活力あふれる科学技術イノベーションや「高精尖」産業エコシステム、及び良質な発展空間とサービス措置を集中的にアピールした。

会場では、「中関村科学城-マレーシアMRANTI科学技術イノベーション協力プラットホーム」の除幕式も行われた。今後、双方は産業団地の建設、イノベーションエコシステムの構築、科学技術企業のインキュベーション、新技術の商業化及び科学技術イノベーション産業における人材交流など、多方面において実務的な協力を開始する予定である。

(情報提供:北京日報)