各国駐中国大使夫人が北京老舗を視察 東方美学が人気を集める

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2025-10-20

10月16日、「金秋雅韻」と題した駐中国大使夫人老舗文化体験イベントが北京で開催された。アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカ州など28カ国の駐中国大使夫人たちが「中華老舗集積エリア」に集い、北京の文化を間近に体感するとともに、老舗の伝統技法を体験した。東方美学が大使夫人たちに愛され、絶賛を浴びた。

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挨拶をする駐中国大使夫人団団長、ウズベキスタン大使夫人ラノ・アルジエヴァ(Rano Arzieva)氏

駐中国大使夫人団団長を務めるウズベキスタン駐中国大使夫人のラノ・アルジエヴァ氏は、「今回のイベントは独特な文化交流の場となり、老舗ブランドが語る中国の伝統、芸術、イノベーションの感動的な物語は印象的で忘れられないものだ」と述べた。

大使夫人一行は「内聯昇」(布靴の老舗)の百年の歩みをたどる展覧会を視察し、無形文化遺産伝承者による千層底(布を幾重にも重ねる靴底)布靴製作技術の現場実演を見学した。さらに「張一元」(茶の葉の老舗)や「天蕙斎」(鼻煙壺の老舗)など、無形文化遺産に指定された技芸と特色ある製品を体験した。ベトナム駐中国大使夫人のホアン・フオン・ザン(Hoang Huong Giang)氏は「先ほど、千層底布靴の製作過程を実際に体験し、大変興味深く感じた。今回のイベントは中国の伝統文化をより深く理解できる意義深い取り組みであり、今後も機会があれば、中国の伝統文化の魅力に直接触れたい」と語った。

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チャイナドレスを試着する大使夫人たち

「瑞蚨祥」(伝統的服装の老舗)では、大使夫人一行は中国絹織物の発展の歴史を学び、北京スタイルのチャイナドレスの手作り盤扣製作を没入型で体験した。また、チャイナドレスや馬面裙(中国風スカート)など中国伝統衣装を試着し、古典園林を背景に記念撮影を行った。さらに、北京風ジャスミン茶や護国寺の北京風軽食、菜市口百貨店の特色あるアクセサリーも鑑賞した。

東ティモール駐中国大使夫人のヘレン(Helen)氏は、「このような美しいチャイナドレスを試着できてとても嬉しい。ドレスに刺繍された花柄がとても気に入った。花は生命力、ピンク色は前向きで楽観的な精神を表している。今回のイベントは印象的で、中国伝統文化への理解を深めた」と語った。

情報提供:CRI Online

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