「三山五園(北京市郊外にある皇室庭園の総称)」の中核エリアに位置する円明園北垣緑地公園がこのほど全面的に整備され、一般開放された。


円明園北垣緑地公園は、西は円明園の北西角にある「紫碧山房」エリアから、東は「二河開」エリアまで広がり、北は北五環路に面している。総面積は約10ヘクタール。園内を歩くと、草木や小道、坂の一つひとつに、遺跡の保護、歴史・文化の継承、市民の憩いの場としての機能を両立させる工夫が随所に感じられる。


現代的な設備が歴史的な雰囲気を損なわないよう、園内の遊歩道やベンチ、案内標識には、シンプルで素朴なデザインを採用。木々や花畑の中に自然に溶け込むよう配置し、人工的な印象を最小限に抑え、歴史的な遺跡の趣きと、都市の緑地ならではのゆったりとした雰囲気が調和した空間となっている。

園内には新たに1100本以上の高木が植えられ、地被植物の植栽面積は9万平方メートルに及ぶ。四季を通して、それぞれ異なる景観が楽しめる。

また、全長1.7キロの遊歩道が新設され、園内の各エリアをつないでいる。万泉河橋には専用の歩行者用階段を増設。既存の歩道橋も改修し、バリアフリー対応のスロープを設置した。さらに、2か所の自転車・電動スクーターなどの駐輪場を整備。北五環路の北側の住民は、歩道橋を渡って徒歩約650メートルで公園の大北門にアクセスできる。
おすすめスポット
・44本のアカマツが並ぶ中軸線御道
・五環路沿いのハナモモの花が咲く坂道
・北側の城壁を彩る夜間ライトアップ区間
・紅葉樹に囲まれた林間の休憩スポット
来園案内
入場無料・チケット不要。
春から夏にかけては蚊などの虫が多いため、虫除け用品を持参するのがおすすめ。
情報提供:北京海淀