北京「地下の中軸線」が全線開通

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2025-11-11

11月8日始発より、北京地下鉄8号線の大紅門駅が営業を開始し、10号線との双方向乗り換えが可能となった。これにより、北京市の南北を貫き「地下の中軸線」とも言われる8号線で全駅での運行を開始し、沿線住民の移動がより一層便利になった。

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北京地下鉄8号線は、北側の昌平区朱辛庄駅から南側の大興区瀛海駅までを結び、35つの駅が設置されている。オリンピック公園、什刹海、前門、天橋など中心部を経由し、北京市の中軸線とほぼ重なることから、「地下の中軸線」とも呼ばれている。

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これまで、大紅門駅では乗り換え通路や出口が整備されていなかったため、開業が延期され、列車は同駅を通過していた。今回の開業により、10号線との乗り換えができないという交通の弱点を抜本的に解消、中心区と豊台区・大興区など北京市南部の地域を往来する市民にとって、効率的かつ便利な移動手段となり、地上交通の混雑緩和が期待される。

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大紅門駅では「地下乗り換え・総合アクセス」方式を採用、乗客はC出入口から改札を通ると、地下通路を通じて8号線と10号線のどちらにも直接アクセスでき、「駅外に出ず・迂回する必要なし」というスムーズな乗り換えを実現している。また、改修によりC出入口は南側に拡張され、エスカレーターやエレベーター、広々とした通路が新設され、乗客の通行環境を大幅に改善した。

(情報提供:北京発布)

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