外国人旅行者に対する中国のビザ免除政策

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2025-10-15

(一)包括的なビザ相互免除制度
現在、中国は29カ国と包括的ビザ相互免除協定を締結しています。これらの国籍を有する方は、協定の定めに基づき、ビザなしで中国に入国することができます。

(二)入国ビザの一方的免除制度
現在、中国はフランス、ドイツ、日本、オーストラリアなど47カ国に対して一方的なビザ免除政策を実施しています。これらの国の一般旅券(パスポート)所持者は、ビジネス、観光、親族・友人訪問、文化交流、トランジットなどを目的として30日以内の滞在を行う場合、ビザなしで中国に入国することができます。

(三)240時間トランジットビザ免除
アメリカ、ブラジル、ロシアなど55カ国の国籍を有する方が、有効な国際旅行証券と、日時および座席が確定している第三国(または地域)への乗り継ぎ航空券を所持している場合、北京をはじめとする24の省、自治区、直轄市にある60の指定空港・港からビザなしで入国し、指定区域内で最大10日間滞在することができます。

滞在中は、観光、ビジネス、面会、親族訪問などの活動が可能ですが、就労、学習、報道取材など、事前許可が必要な活動を行う場合は、従来通り適切なビザの取得が必要です。

(四)地域限定の入国ビザ免除
地域限定のビザ免除政策には、59カ国の国民に対する海南省への30日間ビザ免除入国などがあります。条件を満たす外国人は、関連政策の規定に従ってビザなしで入国・滞在することができます。

※詳細は、国家移民管理局の公式ウェブサイト「政策解説コーナー」をご参照ください。

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