順義国際人材コミュニティは、首都国際人材コミュニティ第二弾の施行地区として、「順義に家がある」というコンセプトのもと、革新・起業のエコシステムを構築し、国際関連施設を整備し、「海外のような」環境づくりに引き続き力を入れていく。

現在、順義国際人材コミュニティの建設は「4つの継続的」進捗状況を示している。第一に、トップレベルデザインを継続的に改善し、世界一流の基準を目標とし、「順義国際人材コミュニティ発展計画」を編制する。第二に、ハイエンド人材を継続的に集め、北京初の「海高ビル」を建設し、「グローバル院士・順義ツアー」イベントを展開し、17名の海外の院士と連携を取る。第三に、革新・起業の活性化を継続的に高め、北京国際協力産業園（中独園区）の推進を早め、第一回「HICOOLグローバル起業家サミット及び起業コンテスト」の開催地とされている。第四に、居住・就労に適した環境の最適化を継続的に図り、ノード・アングリア・インターナショナルスクールや友誼病院国際部などのハイエンド国際教育・医療プロジェクトを誘致する。中国共産党の建設による国際人材コミュニティガバナンスモデルを革新し、2020年のコロナ予防対策期間において、100人の外国人ボランティア隊を編成した。また、50回以上の国際人材コミュニティ週間イベントの国際イベントシリーズを展開している。

次の段階で、順義は特色あるコミュニティとして「3つの園」を構築する。第一に、産業のモデル転換とアップグレードを促進し、産業と都市が統合したハイエンド人材の起業楽園を構築する。「3+4+1」高精尖（ハイレベル・精密・先端的）産業構造を実現させ、臨空経済産業圏、産業園区、海高ビルなどのイノベーションプラットフォームを基軸として、グローバル人材の革新・起業空間の拡大を図る。起業エコシステムのチェーン全体を構築し、一連の政策を導入し、順義区外国人サービスホールの機能を整備し、グローバル人材に「ワンストップ」サービスを提供する。第二に、都市の国際的な質を向上させ、エコロジカルなグローバル人材の住みやすい環境を構築する。優良な水資源と森林資源をもとに、都市グリーンエコシステム回廊の建設を促進し、龍道河公園を中心とした都市緑心を構築する。都市間鉄道と高速道路の連絡線を基軸とした都市のスマート交通安全チャネルを構築する。国際慣習に基づく「バス+自転車+徒歩」によるコミュニティの移動パターンを構築する。質の高い国際関連資源をもとに、国際人材マンション、中独インターナショナルスクールなどの重点プロジェクトの建設を加速し、中糧・祥雲小鎮などの一連の「存在感のある」モデル市街区を建設する。第三に、コミュニティサービス機能を強化し、オープンで包摂的な多文明共生田園を構築する。コミュニティガバナンスモデルの革新を推進し、外国人居住者を末端ガバナンスシステムに組み込み、国際化コミュニティにおけるコロナ対策の成果を固める。多文化の融合発展を促進し、国際人材コミュニティのオープンデーイベントを企画・展開し、「海外のような」環境づくりを目指す。

（情報提供：北京日報）