「ナイト北京」景観を14カ所整備、都市夜景の名刺を磨き上げる

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2025-10-23

2026年から2030年にかけて、北京は俯瞰、眺望、近景など都市さまざまな視点を整理し、「ナイト北京」景観を14カ所で整備、都市夜景の名刺をさらに輝かせる方針だ。

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香山香炉峰から東を望む北京の全景(整備後のイメージ図)

「都市から見える」ナイト北京の名所計画には、香山香炉峰から東を俯瞰する北京全景、首都国際空港の航空路線から俯瞰する北京全景、オリンピック観光タワーから南を俯瞰する景色、中央テレビタワーから東を俯瞰する玉淵潭など、4カ所の眺望・俯瞰スポットが含まれる。都市のランドマークとなる高所から、建築が集中する市街地の夜景やスカイラインを一望できる。

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景山公園から北を望む中軸線(整備後のイメージ図)

「歴史から見える」ナイト北京の名所計画では、主に平視と近景の景観軸を活かし、都市中軸線の無形文化遺産や歴史遺構をつないでいく。景山公園から北を俯瞰する中軸線、鼓楼から眺める中軸線、什刹海から望む鼓楼、永定門外から北を俯瞰する中軸線など、4カ所のシーンが計画されている。

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燕山八達嶺長城を俯瞰する(整備後のイメージ図)

「山と川から見える」ナイト北京の名所計画には、昆明湖岸から望む仏香閣、燕山八達嶺長城の俯瞰、雁栖湖岸から眺望する雁栖塔と山々など、3カ所のシーンが選ばれている。平視や遠景から北京の山と川を眺め、多角的にナイト北京の自然景観を感じられる視点をつくる。

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建国路から周辺を見るCBDコアエリア(整備後のイメージ図)

「風景から見える」計画では、都市の主要な幹線道路を主な視角とし、都市のゲートウェイや現代的な都市建設の成果を選び、建築群の夜景や単体建築の夜間の特色を楽しめるようにする。とくに、建国路から眺めるCBDコアエリア、空港高速道路・北五環路から見る望京ビジネスエリア、京昆線から望む首鋼大橋など、3カ所が主要な推薦シーンとなっている。

(情報提供:北京日報)

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