ヒューマノイドロボットをさらに進化させるBIGAI運動フレームワーク トーマスフレアなど数十種類の「エクストリームスポーツ」を達成

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2026-03-10

北京汎用人工知能研究院(BIGAI)は3月6日、次世代ヒューマノイドロボット向け汎用運動フレームワークである「通極」を公開した。同フレームワークは、ロボットにおいて高い成功率で実世界への展開を実現した。たった一つのアルゴリズムを実行するだけで、ヒューマノイドロボットが後方宙返り、トーマスフレア、武術の蹴り技などを含む数十種類のダイナミックな「エクストリームスポーツ」をすることが可能になる。

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写真提供:VCG

従来の、単一の方策をゼロから訓練する強化学習方式とは異なり、「通極」フレームワークではロボットが二段階の学習を行う必要がある。研究チームはまず、動作ごとに専門的な「エキスパート方策」を学習させ、その後実際のモーターの物理的特性を考慮した強化学習を導入する。これにより、実ロボット上での運動フレームワークの実行可能性が大幅に向上する。テストデータによると、この方式は多様なダイナミック動作タスクにおいて90%を超える成功率を達成し、今後のより複雑なロボット技能学習の基盤を築いた。

「通極」フレームワークの誕生は、北京の科学技術イノベーションを生み出す優れた環境に支えられている。BIGAIは2025年4月に「通智大脳」プラットフォームを正式に公開しており、世界初の汎用人工知能「通通」のコア技術を基盤とし、ロボットに汎用性があり思考できる意思決定中枢と、運動能力を制御し協調性を高める運動制御システムを搭載した。「通極」フレームワークは、この運動制御能力における重要な技術的構成要素である。現在、「通智大脳」は産業化に向けて進んでおり、将来的にはより多くの異なるロボット本体で機能し、ロボットにより高度な運動能力と環境適応能力を持たせることが期待されている。

情報提供:北京日報

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