ディオール、ルイ・ヴィトン、ティファニーなどの世界的ラグジュアリーブランドの単独旗艦店が今月相次いで開業した。うちティファニー旗艦店では、1階はクラシックの継承をテーマにブランドの代表作および腕時計シリーズが陳列され、2階は愛をテーマとしたアートスペースとして、ダイヤモンド、デザイナー作品、ハイジュエリー作品が陳列されている。2階の「ヘプバーン・コーナー」では、オードリー・ヘプバーンがかつてブランドに宛てて書いた手紙を鑑賞できる。

近く開業する予定のディオール・ハウス・北京では、小売エリアに加え、店内にミシュラン3つ星女性シェフが主宰する中国初の「Monsieur Dior（ムッシュ・ディオール）」レストランを開設。ルイ・ヴィトン・ハウス・北京も店内に「Louis Vuitton Café（ルイ・ヴィトン・カフェ）」を開設し、成都、上海に続き中国では3店舗目となる。

さらに多くのライフスタイルブランドもオープンした。三里屯太古里北区では、老鼎豊（ラオディンフォン）傘下のフュージョン料理ブランド「FENG FULL」が中国1号店を開設した。広東料理ブランドの三清潭（サンチンタン）はバージョンアップしたコンセプトストア「潭月（タンユエ）」を開設した。また、京都発のスペシャルティコーヒー「Kurasu」と上海の人気タイ料理店「OROR by Fine」が同時に入居した。三里屯太古里南区では、韓国のストリートブランド「Ader Error」とフレグランス・コスメブランド「Tamburins」の華北地域1号店が間もなくお披露目される。

街区がリニューアルの機会を迎えた際、世界的に有名なアーティストJaime Hayon（ハイメ・アジョン）が三里屯太古里のためにデザインしたアート彫刻「Travel Angel」が設置された。これらのアート彫刻は街区の各場所に点在し、多くのトレンドに敏感な層を開放的な街が生み出す新たな体験へ誘う。

情報提供：北京日報