第1回「北京留学」特別教育展ならびにHSK「中国留学」展が6月10日にブラジル・サンパウロで開催された。本展は北京市の優れた教育資源を広く発信し、数多くの優秀なブラジルの若者が中国語を学び、北京を理解し、中国への留学を促すことを目的としている。

北京大学、北京理工大学、首都医科大学、首都師範大学、北京青年政治学院、北方工業大学、北京科技職業大学、中国農業大学、首都師範大学第二附属中学、北京市中関村中学、北京市海淀区教師進修学校附属実験学校、清華大学附属中学学院路校・志新校、北京市育英学校、北京市第三十九中学など計15校の北京の名門教育機関（大学・高校・中学）が展示ブースを設置し、約1,000人の来場者が訪れた。

開幕式において、サンパウロ州立大学常務副学長のCesar Martins氏は、「本学と湖北大学が共同運営する孔子学院は、17年間にわたり豊かな成果を上げてきた。今回の教育展を機に、中国・ブラジル両国の青年交流と相互訪問をさらに深化させ、国際的視野を備えた優れた人材の育成に尽力したい」と表明した。

教育展開催当日は、両国間で複数の協力成果が達成され、Colégio Bilingue Dexin（学校名）が「北京留学」留学生送り出し拠点校として認定されるとともに、北京理工大学、首都師範大学、北方工業大学、北京青年政治学院と留学生送り出し拠点校協定をそれぞれ締結した。さらに、北方工業大学とサンパウロ州立大学及びAlpha Lumen学院、北京理工大学とAlpha Lumen学院、首都師範大学とAlpha Lumen学院、Universidade Paulista（大学名）及びIESTグループ、北京市第三十九中学とEscola Educacional Sino-Brasileira Tiantian（学校名）などが開幕式において友好校協定をそれぞれ締結した。

（情報提供：漢考国際）