ペットとの旅行がより便利に! 高速鉄道のペット預け入れサービス 試行範囲がさらに拡大

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2025-06-24

旅客のペット同伴ニーズにより的確に対応するため、鉄道当局は2025年6月20日より、高速鉄道におけるペット預け入れサービスの試験運用範囲を拡大し、京滬(北京~上海)、京広(北京~広州)、京哈(北京~ハルビン)、滬昆(上海~昆明)など8路線25駅・38本の列車において、家庭で飼育されている健康状態が良好な体重15kg以下・肩高40cm以下の猫または犬を旅客1人につき1匹まで預け入れが可能となる。

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(写真提供:VCG)

今年4月8日より、鉄道当局は京滬高速鉄道の5駅・10本の列車で「隔離輸送」「人とペットの分離」「専任スタッフによる管理」により、ペット預け入れサービスの試験運用を開始している。今回、サービス範囲が京広線、京哈線、滬昆線などの高速鉄道路線の一部区間へ拡大したことで、新たに北京西駅、鄭州東駅、武漢駅、長沙南駅、広州南駅、深圳北駅、瀋陽北駅、大連北駅、哈爾浜西駅、西安北駅、成都東駅、青島駅など20駅及びG335、G1377、G491/492、G935、G1591、G208などの列車でペット預け入れサービスが利用できるようになった。

旅客は「鉄道12306」アプリの「ペット預かり」サービスから、対応列車の検索・切符の購入ができると同時にオンラインでペット同伴サービスを予約できる。予約後、旅客は乗車前に指定時間までにペットと有効な身分証明書、「動物検疫合格証明書」を持参の上、出発駅の中鉄快運(CRE)営業所で預け入れ手続きを行う。到着駅ではSMSまたは電話の案内に従ってペットを受け取ることができる。夏季の高温対策として、鉄道当局は高速鉄道配送ロッカーやペットキャリーの消毒・清掃を強化し、輸送プロセス全体の安全管理を徹底するとともに、継続的にペット預け入れサービスの品質向上に取り組んでいる。

高速鉄道のペット預かりサービスに関する詳細については、「12306」または「95572」カスタマーサービスホットラインへ問い合わせるか、または「鉄道12306」アプリで確認できる。

(情報提供:中国鉄路)

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