重要情報!出入国に関わる政策について

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2025-11-07

国家移民管理局は11月3日、移民及び出入国管理サービスに関する10項目の政策・措置を発表した。次の通り外国籍の方に知らせる。

■ 24時間直接通過・検査手続き免除対象空港の拡大

2025年11月5日より、24時間以内の乗り継ぎ(トランジット)旅客を対象に、天津浜海、大連周水子、南京禄口、福州長楽、青島膠東、武漢天河、南寧呉圩、海口美蘭、重慶江北、昆明長水の10カ所の国際空港において、出入国検査・検疫手続き免除措置を拡大させることとなった。

これは、24時間以内の国際乗り継ぎ便の航空券を所持し、上記いずれかの空港を経由して(空港外に出ずに)第三国または地域へ直接乗り継ぐ旅客に対して、出入国検査・検疫手続きが免除されるものである。

■ 240時間トランジットビザ免除政策が適用される入国口岸(通関地)に広東省の5つの口岸を追加

2025年11月5日より、広州琶洲旅客客運港、横琴、港珠澳大橋、中山港、広深港高速列車西九龍駅など5つの口岸を240時間トランジットビザ免除対象の入国口岸として追加する。これにより、240時間トランジットビザ免除が適用される入国口岸は60カ所から65カ所に増加された。

トランジットビザ免除政策が適用される55カ国の国民で、有効な国際旅行書類(パスポート)及び日付・旅程が確定した乗り継ぎ便の航空券を所持し、中国本土を通過して第三国(地域)へ向かう場合、24の省(自治区・直轄市)にある65の対外開放口岸のいずれかからビザ免除で入国し、規定される区域で240時間以内の滞在・活動が可能となる。

滞在期間中は、観光やビジネス、一般訪問、親族訪問などの活動に従事できるが、就労、就学、報道取材など事前承認が必要な活動については、従来通りビザを取得した上で入国しなければならない。

中国と相互免除ビザ協定を締結している、または中国の一方的なビザ免除政策の対象となる国は、それらの規定に従ってもよいものとする。

■ 外国人入国申請のオンライン化

2025年11月20日より、外国人が中国に入国する前に、中国国家移民管理局公式ウェブサイト、政務サービスプラットフォーム、「移民局12367」アプリ及びWeChat(Alipay)ミニプログラム、携帯端末で入国カード記入用QRコードをスキャンするなどの方法を通じて、オンラインで入国関連情報を記入できるようになる。

オンライン記入が困難な外国人は、中国口岸の出入国審査場に到着した際、携帯電話でQRコードをスキャンするか、現地のスマート端末を利用してオンラインで入国情報を記入するか、紙の外国人入国カードに記入することも可能である。

以下の7種類の条件にあたる外国人は記入が免除される。

中華人民共和国外国人永久居留身分証を所持する場合

香港・澳門居民内地往来通行証を所持する場合(中国籍非該当)

団体ビザを所持する者または団体ビザ免除で入国できる条件を満たす場合

24時間以内のトランジットで口岸限定区域から離れない場合

クルーズ船で出入国し、かつ元のクルーズ船で帰還する場合

「快捷通道(E-channel)」から入国する場合

出入国する交通運送機関に乗務する外国籍の従業員の場合

(情報提供:中国政府網)

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