北京南駅地下駐車場、スマート化アップグレードを実施

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2025-12-20

このほど、北京南駅西地下P2駐車場(旧・西地下M階)の全体リニューアル工事が完了し、スマート化アップグレードを通じて、大型総合交通ハブの駐車場における駐車場所がなかなか見つからない問題を解決した。

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以前は分散しており覚えにくかった「西地下M階」、「東地下B1階」などの表現が、簡潔で連続性のあるP1、P2、P3、P4という番号システムに整理された。同時に、構内では「アルファベット+テーマ動物」というクリエイティブなゾーン分けデザインが採用され、従来のA、B、C、Dゾーンのアルファベットに活気あふれるテーマイメージが与えられた。例えば、Cゾーンはピンク色で気まぐれなネコ(Cat)、Dゾーンは青色でフレンドリーなイルカ(Dolphin)に対応させ、方向認識の分かりやすさと楽しさが向上した。

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旅客待合エリアでは、数台の高精細LEDスマート案内スクリーンが車両位置をリアルタイムで表示し、旅客はWeChatでQRコードをスキャンすればいつでも車両の軌跡を把握できる。さらに明確な音声案内によって、運転手と乗客のシームレスな情報交換を実現した。

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また、ネット配車の待合エリアに設置されたスマートインタラクション端末では、旅客がQRコードをスキャンすると、迎えの車両の的確な位置と到着予定時間をリアルタイムで確認でき、運転手と乗客の情報の透明化と同期化が図られている。

北京南駅駐車場のスマート化アップグレードは今後も継続される。P1駐車場(旧・西地下B1階)の全面アップグレード工事は、P2運用開始後にすでに本格的に着手されており、2026年春節前の帰省ラッシュ前に使用開始される見込みとなる。

情報提供:北京日報アプリ

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