北京、自由貿易試験区連動発展区を11カ所設置

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2026-09-04

北京市政府報道弁公室は8月31日、記者会見を開き、北京自由貿易試験区連動発展区の設置を発表するとともに、「中国(北京)自由貿易試験区連動発展区建設作業案」を発表・実施した。北京市内に11カ所の連動発展区を指定し、制度の連動、産業間の連携、プラットフォームの融合を通じて、自由貿易試験区の開放・イノベーションによる波及効果を高め、首都の開放・イノベーションと産業高度化をけん引する新たな拠点の構築を目指す。

発表によると、北京は中国の自由貿易試験区連動発展区に先駆けて、「産業+区域」の連動システムを構築。国際競争力を備えた医薬品・ヘルスケア、人工知能、集積回路、商業宇宙の4分野を連動の中核に据え、海淀、昌平、朝陽、順義、通州、大興、亦荘の7つの自由貿易グループが所在する区と、豊台、石景山、門頭溝、懐柔の4区にある計11の区域を連動発展区に指定した。総面積は119.2平方キロメートルに達する。

北京は自由貿易試験区連動発展区の建設を通じて、区域間・資源間の壁をさらに取り払い、イノベーション要素の自由な移動と産業資源の効率的な配置を推進し、ハイエンド・精密・先端産業の発展に新たな原動力を与える。

北京自由貿易試験区連動発展区のうち、海淀連動発展区の総面積は8.65平方キロメートルに達する。AI北緯コミュニティ、AI原点コミュニティ、中関村ソフトウェアパーク、上地情報産業拠点、東升サイエンスパーク、西三旗サイエンスパークの6つの特色あるパークをカバーし、基礎研究開発、中間試験から実用化までの一連の産業チェーンを構築し、産業を「点的集積」から「チェーン型連携」へと発展させる。

懐柔科学城は、集積回路の材料、デバイス、パッケージング、テストなどの分野を中心に、概念実証、ラボ试験・中間試験、検査・測定などのプラットフォームを複数整備する。また、関連区域と連動して科学技術成果を実験室から産業化へとつなぐ「ラストワンマイル」の課題を解消する。

衛星・ロケット研究開発企業が集積する優位性を生かし、亦荘連動発展区は安定性と信頼性の高い商業打ち上げサービスを継続的に提供し、衛星・ロケットの研究開発成果の地域全体での転換・応用を推進するとともに、区をまたぐイノベーションチェーンをつなぐ。また、関連する自由貿易グループや連動発展区と共同で衛星リモートセンシング、通信・ナビゲーションなどの応用シーンを開放し、衛星・ロケットの研究開発成果をより広い範囲で転換・応用することを推進する。

北京のイノベーション発展を支える「ダブルエンジン」の1つである医薬品・ヘルスケア産業は、1兆元規模の戦略的基幹産業となっている。北京自由貿易試験区連動発展区の設置により、革新的医薬品の「ラストワンマイル」の課題解消をさらに進める。

北京自由貿易試験区連動発展区の設置後、昌平連動発展区は革新的医薬品、医療機器、合成生物学、ビューティー・ヘルスケアなどの分野に焦点を当て、審査・認可、データ流通、通関の円滑化などの面で特色ある取り組みを進める。

門頭溝連動発展区は、心血管疾患全国重点実験室の技術資源を生かし、百洋医薬―阜外病院連合イノベーションセンターの建設を推進し、研究開発、倫理審査、動物実験、臨床研究を一貫して支援するサービス基盤を整備し、ワンストップサービスを提供することで、革新的医薬品・医療機器の研究開発と実用化を加速させ、市場投入までの期間を短縮する。

情報提供:北京日報

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