中国・北京

ごみの分別基準と出し方

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北京市の生活ごみは生ごみ、資源ごみ、有害ごみ、その他のごみの4種類に分類される。生ごみ収集ボックスは緑色、資源ごみ収集ボックスは青色、有害ごみ収集ボックスは赤色、その他のごみ収集ボックスは灰色である。

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1.生ごみ:家庭から出る野菜くず、果物の皮や種、食べ残し、廃棄食品などの腐敗しやすいごみ、飲食経営に従事する企業や機関、部隊、学校、企業・公的機関などの事業者の食堂での食品加工、飲食サービス、食事提供などの活動によって出る食品残渣、食品加工廃棄物及び廃食用油、及び農貿市場、農産物卸売市場から出る野菜や果物の廃棄物、腐った肉、骨入りミンチ、水産物、家畜・家禽の内臓などを指す。そのうち、廃食用油とは、食用に適さなくなった動植物性油と油水混合物のことである。

出し方:生ごみは出た時点で他の種類のごみと分別し、ごみ出し前に水分を切り、生ごみの分別ルールを守り、「ガラス・陶器、金属・雑物、プラスチック・ゴムの混入ゼロ」を徹底する。牛乳などの純粋な液体の生ごみは、下水道に直接流さなければならない。パッケージのついた賞味期限切れの食品は、パッケージを取り除いたうえで分別してごみに出し、パッケージは素材の種類に応じて資源ごみとして出すか、又はその他のごみ収集ボックスに入れなければならない。


2.資源ごみ:日常生活において又は日常生活に関するサービスを提供する活動によって出る、本来の利用価値のすべて又は一部が失われたもので、回収後再加工を経て生産原料となるもの又は整理を経て再利用できるものを指し、主に古紙類、プラスチック類、ガラス類、金属類、電子廃棄物類、ファブリック類などを含む。

出し方:資源ごみを分別して出す際は、汚染を防ぐために、できるだけ清潔な乾燥した状態に保つようにする。古紙は平らにし、箱などの梱包材は空にしてきれいにし、平に畳んで出し、ガラス製品を出す際は取り扱いに注意し、角が尖っているものは包んで出さなければならない。


3.有害ごみ:生ごみに含まれる有毒・有害物質を指す。廃電池(ニッケルカドミウム電池、酸化水銀電池、鉛蓄電池など)、廃蛍光灯(蛍光灯、省エネランプなど)、廃温度計、廃血圧計、殺虫剤とそのパッケージ、期限切れ医薬品とそのパッケージ、廃塗料・溶剤とそのパッケージなどを含む。

出し方:有害ごみを出す場合は、二次汚染を避けるために器物を完全な状態で出す必要がある。ニッケルカドミウム電池、酸化水銀電池、鉛蓄電池などを出す際は取り扱いに注意し、塗料バケツ、殺虫剤ボトルなどは、残留物があれば密閉したうえで出し、蛍光灯、省エネランプなどの破損しやすいものは、パッケージと一緒に出すか、包んで出し、期限切れの医薬品は、パッケージと一緒に出さなければならない。揮発しやすい有害ごみは、密封したうえで出さなければならない。その他のものは、素材の種類に応じて資源ごみに出すか、又はその他のごみ収集ボックスに入れる。


4.その他のごみ:生ごみの資源ごみ、有害ごみ以外の生活ごみ、及び見分けがつきにくい生活ごみを指す。主に弁当の容器、ナプキン、ウェットティッシュ、トイレットペーパー、ビニール袋、食品包装袋、汚染紙、タバコの吸い殻、紙おむつ、使い捨て食器、大きな骨、貝殻、植木鉢、陶磁器の破片などを含む。つまり、見分けがつきにくい生活ごみは、その他のごみ収集ボックスに入れることができる。

出し方:水分を切ってから出す。

(情報提供:北京市都市管理委員会)

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