北京のグリーン発展の成績報告書:複数の指標が全国をリード

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2024-08-19

「全国生態の日」である8月15日に、2024年「全国生態の日」北京プロモーションイベントが北京未来設計パークで開催され、北京における生態文明建設の一連の成果が発表された。

北京市のグリーン経済は勢いよく発展しており、2024年6月現在までに、全市のグリーン技術に関する有効な発明特許件数が約5.7万件に達し、グリーンプロジェクトにおいて顕著な進展がみられ、グリーンローンの残高が2兆元を超え、そのうちグリーン建築ローンの残高が前年同期比40.5%増加した。今年上半期の同市の再生可能エネルギー発電設備容量は288.8万キロワットに達し、同発電設備容量は全市の発電設備の総容量の20.8%を占めた。また、全市のグリーン電力の消費量は前年同期比17.9%増の197億キロワットアワーに達した。

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撮影:新京報 耿子叶

今年初頭、北京市は「国家森林都市」の称号を授与され、全国初の全域国家森林都市となった。過去10年間で、同市のPM2.5の年間平均濃度は2013年より64.2%下がり、大気質の優良日数が95日増加した。また、合計3000社以上の一般製造業企業が都市の機能分散のために郊外に移転し、112カ所の国家級グリーン工場の整備が完成した。

同日には、「北京市低炭素消費財普及目録(第一陣)」の公開募集が開始し、第一陣の公開募集の対象になる消費財は、北京市内で販売されている牛乳、飲料、ビールなどのドリンクである。2ヶ月間の公開募集と選定を経たうえで、低炭素ドリンクを推奨するための普及目録を一般公開する。消費財分野の低炭素製品について選定を行うのは同市として初めての試みである。

同イベントの会場では、通州区と延慶区がそれぞれ生態文明建設の成果を発表した。

(情報提供:新京報)