北京、生物多様性の保護において顕著な効果、「生物多様性の豊かな魅力ある都市」に選出

japanese.beijing.gov.cn
2024-11-09

このほど、国連の「生物多様性条約」第16回締約国会議がコロンビアのカリ市で開催された。期間中、北京は会議の公式パラレルイベントである第8回生物多様性自治体サミットにおいて「生物多様性の豊かな魅力ある都市」の第2陣に選出された。

北京は近年、生物多様性の保護において顕著な成果を収めた。北京ではこれまでに、陸上野生脊椎動物612種が発見され、このうち、鳥類は519種でG20加盟国の首都の中で第2位を占めている。また、維管束植物では2088種が確認されており、生物多様性の水準が持続的に高まっており、北京は「生物多様性の豊かな都市」の実現に向かって進んでいる。

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中山公園内にある古木 撮影:武亦彬

北京は重点保護対象とされる一部の動植物に対し、ディレクトリ式保護管理を実施し、一部の特殊な動植物に対しては、複数の保護措置を講じており、特に遺伝生殖質資源の保護において全国に先駆けて地域内の古木、名木を余すことなく診断し、「樹木1本ごとの記録」を実現した診断報告書を作成し、多様な天然林木生殖質資源を重点保護対象に組み入れ、資源昆虫の高効率な養殖と利用に関する全国重点実験室を設立することで、遺伝生殖質資源の保護と利用に向けた良好な局面を切り開いた。

(情報提供:北京日報アプリ)