2024年の水使用効率 北京が全国トップに

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2025-02-07


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2024年の北京市の水の使用量が、GDP1万元当たり8.45立方メートルに減少した。つまり、1万元のGDPを生み出すためにかかる水の量が8.45立方メートルで、1立方メートルの水で約1183元のGDPを創出できるということになる。これにより北京は水の使用効率で全国トップとなった。

統計によると、2024年に市全体で生産活動と生活のために使用された水の量は25億3400万立方メートルで、そのうち再生水は1億4000万立方メートルを超え、工業および環境保全用再生水の使用量は業界の水使用量全体の3割を超えた。

農業の節水分野では、市全体の高効率節水施設の灌漑工事が約68平方キロメートルに達し、節水技術を適用した農業用地の面積は466.9平方キロメートルとなった。また、産業構造の最適化と調整を行い、一般製造業の生産プロセスで32項目の撤去を完了し、北京市の主要な水使用企業から10社を選出し、水使用効率のトップランナーに認定した。さらに、200キロメートル以上の給水配管の改修が完了し、市全体の公共給水管の漏水・破損率は8.5%以下に減少した。

節水プロジェクトおよび節水サービスへのグリーンクレジットの支援を拡大し、市全体で一回当たり最大5億元の節水ローンの定着が実現した。また、初の節水用のグリーン金融債券を15億元発行し、消費財の買い替え政策を積極的に推進した。これにより、年間で5種類の節水用具の販売が約1万4500点に達し、年間で30件の契約節水管理プロジェクトが推進され、社会資本を1億3000万元誘致した。

その他、北京は特色ある「節水+」活動のブランドづくりにも注力し、「節水+体育」「節水+文化」「節水+民生」など、節水と各種テーマ活動の融合を推し進めた。

(情報提供:北京日報)