
緑心森林公園
都市緑心森林公園は、開園から5周年を迎えた。ここ5年間で、この生態系ランドマークには延べ1500万人以上の観光客が来場し、京津冀(北京・天津・河北)地域における「都市の接客センター」として広く親しまれている。

緑心森林公園に生息する野生動物
同園は78ヘクタールに及ぶ土地の修復を達成し、緑被率は85%を超えている。2024年末にオープンした37万5000平方メートルの湿地園は、生態保護核心区とともに「二つの生態系」を形成し、100種以上の野生動物に生息地を提供した。大気中のマイナスイオン濃度は1立方センチメートル当たり3700個に達し、清浄空気基準値を大幅に上回っている。地中熱ヒートポンプと太陽光発電技術の導入により、同園は北京初の「全域ゼロカーボンパーク」として、年間1万1556トンの炭素排出削減を実現した。都市緑化樹木の年間炭素固定量は5000トンを超えている。
過去5年間で、同園は「生態修復のモデル」から「生活と融合する模範」への飛躍を実現した。2.5キロにわたる明清時代の河道景観ベルトは古い運河の風情を再現している。運営チームは桜の庭園での書画展、古琴の演奏といった文化活動を開催し、大運河の文化的遺産と現代アートを見事に自然景観に融合させている。
過去5年間で、同園は北京科学技術ウィークや北京グリーン発展フォーラムをはじめ、無形文化遺産市や公益文化展など、200回を超える文化イベントを開催した。
さらに、四季を通じて途切れることのないレジャー体験を提供しており、「アパイラン・クリエイティビティ・パーク」や「フライトエクストリーム・アドベンチャーキャンプ」といった家族向け施設が好評を博す一方、「副都心マラソン」や「大運河ミュージックフェスティバル」など大規模イベントも盛況を呈している。音楽祭だけでも集客数は20万人近くに達した。
情報提供:北京日報 写真提供:北京副都心投資建設グループ有限公司