北京時間10月23日、アルメニアの首都エレバンで開催された生物多様性条約第17回締約国会議(CBD-COP17)において、北京野鴨湖湿地自然保護区が国際自然保護連合(IUCN)のグリーンリストに正式に登録された。これにより、同保護区は「世界最高水準の自然保護地域」の一つとして評価され、北京および京津冀(北京市・天津市・河北省)地域で初めて同認証を取得した自然保護区となった。

多くの渡り鳥が飛来する北京野鴨湖湿地自然保護区(写真提供:北京野鴨湖湿地自然保護区)

渡り鳥が群がる北京野鴨湖湿地自然保護区(写真提供:北京野鴨湖湿地自然保護区)
今回の登録は、野鴨湖湿地自然保護区が「国際的に重要な湿地」に指定されたことに続く、もう1つの重要な国際的評価となる。IUCNは1948年に設立された、世界最大規模かつ最も歴史の長い自然保護分野の国際組織である。グリーンリストは、IUCNが2014年に創設した、世界の自然保護地域を対象とする自主的な認証制度で、適切なガバナンス、設計・計画、効果的な管理、保全成果の4分野について、計50項目の指標に基づく厳格な評価が行われる。

北京野鴨湖湿地自然保護区の美しい風景(写真提供:北京野鴨湖湿地自然保護区)

渡り鳥が群がる北京野鴨湖湿地自然保護区(写真提供:北京野鴨湖湿地自然保護区)
北京野鴨湖湿地自然保護区は、東アジア・オーストラリア地域フライウェイ(渡り鳥の移動経路)の重要な中継地に位置し、官庁貯水池の重要な一部である。同保護区では長年にわたり、湿地の生態系回復、生物多様性のモニタリング、科学研究調査、野生動物の救護などに継続的に取り組んできた。2026年に入り、延慶区自然保護地管理処がグリーンリストへの登録申請を開始し、10月9日に国際専門家による審査を通過し、今回の正式登録に至った。認証の有効期限は2031年10月8日までとなっている。
情報提供:「北京発布」WeChat公式アカウント