「北京中軸線バリアフリー決済サービス観光モデル区」が始動

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2025-03-04

3月1日、中国銀聯は世界をリードするデジタル決済企業のVisaと連携し、銀聯-Visa「北京中軸線バリアフリー決済サービス観光モデル区」の共同建設を発表し、多様な決済サービスの提供を通じ、北京が「中国へのインバウンド観光の最優先スポット」となることを後押しする。同プロジェクトは、海外発行カードの利用範囲をさらに拡大し、決済端末設備のアップグレードと関連店舗へのサポートなどを通じ、関連店舗の決済普及率とサービスを向上させることで、世界各地域の消費者の決済習慣に対応し、中国や北京を訪れる海外の消費者により快適で便利な体験を提供することを目的としている。

銀聯-Visa「北京中軸線バリアフリー決済サービス観光モデル区」建設起工式

「北京中軸線バリアフリー決済サービス観光モデル区」は、フルシーンの海外発行カード利用、多様な革新的決済手段、バリアフリーなATMによる現金引き出し、決済セキュリティ保証など、多様な決済サービスを提供する。モデル区内の主要店舗では、海外で発行された銀聯カードやVisaなどの銀行カードでの決済、ワンタッチ決済に全面対応するほか、銀聯の海外ウォレットや、国内ウォレットでの海外発行カードによる紐づけ決済にも対応し、インバウンドの決済習慣に対応する。

銀聯は決済機関と連携し、カードとQRコードを融合した革新的な決済端末を普及させ、カード・QRコードおよびモバイル決済(Pay)に全面対応するほか、北京銀行や北京聯通と協力し、「暢遊通」というインバウンド向けの総合ソリューションを提供し、海外からの訪中客に対してQRコード決済、ポケットWi-Fi、翻訳などの多様なサービスを提供する。Visaは、北京銀行、工商銀行、交通銀行、拉卡拉などの関連決済機関と連携し、「カードとQRコードを一体化」したMIS統合型レジ設備の提供といった、革新的で低コストな決済端末を導入する計画だ。

モデル区内および周辺に設置されたATMは、銀聯やVisaなどの海外発行カードによる現金引き出しに対応している。また、Visaはモデル区内の店舗を対象に研修を実施し、インバウンドのニーズに応じ、近くのATMでの現金引き出しを案内するほか、金融機関や決済機関との連携を強化し、POS端末の機能インターフェースと操作プロセスを最適化する。

中国銀聯は、高齢者や体の不自由な方、外国人観光客がデジタル時代の決済利便性を享受できるよう、北京中軸線沿いの人気観光地や商圏を中心に、高齢者向けの決済サービスやバリアフリー対応の決済端末を優先的に導入する。このほか、各業界関係者と連携し、決済環境の整備を継続的に最適化し、銀聯ネットワークのさらなる拡大を図り、小規模事業者の決済普及率を着実に引き上げるとともに、海外における中国渡航者向けの特色ある銀聯カード「錦繡中華カード」の発行範囲を拡大し、銀聯の海外ウォレットの普及を強化し、越境決済のニーズに積極的に対応する。

(情報提供:北京日報)

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