北京中軸線上初の没入型ナイトツアー「中軸長明之景山奇喵夜」が、8月16日より景山公園の寿皇殿広場で一般公開されている。

来園者は専用端末を受け取ると、たちまち「ネコ族同盟」の一員となり、出演者に導かれながら約1時間の移動型ストーリーを体験する。物語は、中軸線の神灯を守る6匹の「霊猫」をめぐって展開。演劇、戯曲、舞踊、奇術、武術など多彩な芸術表現を組み合わせ、来園者に気軽で新鮮な体験を提供する。
ARインタラクションは、このナイトツアーの見どころの一つだ。来園者が専用端末を古建築や出演者に向けると、画面上に永定門、天壇、鼓楼など北京中軸線を代表する古建築が浮かび上がる。さらに、園内に点在する隠れスポットでは、サブストーリーやおまけも楽しめる。
公演はすべて古建築の外にある広場で行われ、全編を通して文化財に影響を与えない冷光源を使用し、寿皇殿本来の景観を損なわないよう配慮されている。現在、寿皇殿では日中に常設展示が公開されており、今回のナイトツアーによって、「昼は古建築を観賞し、夜は演劇を楽しむ」という昼夜それぞれの魅力を生かした観光体験を実現している。
ナイトツアーの公演は時間帯別に設定されており、平日は毎日19:00から1公演、土日は19:00と20:30の2公演が行われる。チケットは3種類で、1人98元、ペア券180元、学生88元。「巣票」WeChatミニプログラムから購入でき、景山公園の入園券は別途必要となる。
また、夜間の園内体験をより充実させるため、景山公園の山上にある5つの東屋や寿皇殿建築群などでは、時間帯に応じて夜間ライトアップも行われ、昼間とは異なる魅力を楽しめる。
情報提供:北京日報