北京市地下鉄主要5駅、「1駅1対策」による施設改修を完了

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2025-11-22

今年、北京市は「1駅1対策」に基づくオーダーメイド方式により、主要地下鉄駅の改修作業を継続的に推進している。このほど、王府井駅、奥体中心駅、朝陽門駅、崇文門駅、東直門駅の5つのターミナル駅において、施設・設備の最適化が相次いで行われ、乗降効率とサービス品質の顕著な向上が図られた。

王府井駅

改札動線を再構築し、自動券売機7台とオンライン切符発行機1台を移設、新たに改札口2カ所を増設することで、乗車処理能力が40%向上し、降車客待機スペースが20%拡大された。

奥体中心駅

自動券売機8台とオンライン切符発行機1台を歩行エリア外に移設。これにより、人流の交錯を解消するとともに、手荷物検査待機エリアを40%拡充した。

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改修後の朝陽門駅  写真提供:北京地下鉄

朝陽門駅

券売・改札設備を集約し、余分な改札機9台を撤去、有人券売所を移設したことにより、乗客の迂回距離を25m短縮した。

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改修後の崇文門駅  写真提供:北京地下鉄

自動券売機1台をコンコースの中央部に集約。16平方メートルの有効スペースを確保するとともに、券売機エリアの機能性と利便性を向上させた。

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改修後の東直門駅  写真提供:北京地下鉄

東直門駅

時間帯ごとの乗降客数の変動に対応、両方向改札機4組の配置を見直す。出場用改札を2組から4組に増設し、乗客の出場処理能力を2倍に向上させた。

情報提供:新京報

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