地下鉄5号線信号システム改造後初号車引き渡し完了、混雑率モニタリング・火災感知警報機能など実現可能に

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2025-06-25

このほど、北京地下鉄5号線における信号システムの改造を実施した初号車が無事引き渡され、試運転を開始した。本車両は車内の混雑率モニタリング、火災・煙感知警報、車内温度・湿度モニタリングなどの機能を備えている。

正文800 来源:北京地铁.jpg

(写真提供:北京地下鉄)

北京地下鉄5号線の信号システム及び関連システムの改造に伴い、北京地下鉄公司は所属車両の車載信号システムを同時にアップグレードし、EUHT(超高速無線通信)を搭載した自動車関連設備を新規追加するとともに、既存の自動車関連信号設備をアップグレードした。今回の車両改造では、映像認識監視システムを新たに導入し、車内混雑率モニタリング、火災・煙感知警報、LED・LCDディスプレイの異常監視、車内温度・湿度及び車外照度モニタリングなどの機能を実現することで、車両の性能と乗り心地をさらに向上させている。

北京地下鉄5号線信号システム地上設備改造プロジェクトは今年3月に正式に着工し、現在、初号車の段階的な検査・引渡しが完了し、次工程として車両の本線試運転及びモデル区間への設備設置作業へ進む予定である。

(情報提供:千龍網)

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