
北京市管庄地区にある西会レクリエーション公園が全面リニューアルオープンした。17万平方メートルに及ぶ緑の回廊は心安らぐ空間となっており、全長2キロの環状遊歩道と6カ所のフォトスポットが、通恵河の風景と都会の街並みを見事に融合させている。


園内には、ソトベニハクモクレンやブンカンカなど多様な樹木が計4万4,255平方メートルにわたり植栽され、四季折々の絵のように美しい自然生態空間を創り出している。

園内には全長2キロの環状ウォーキングコースが設けられ、歩道とランニング用のコースが明確に分けられている。沿道にはベンチと街灯が設置され、住民が散策や休息など多様な目的で利用できるよう配慮されている。

「公園に見どころが少ないのでは」という心配はご無用。西会レクリエーション公園には6つの特徴的な景観スポットが整備されている。
台地広場
公園北側の入口から入場すると、35段の階段からなる「台地広場」が目に映る。階段を上がると、直接入園できる。

桐の花小広場
「桐の花小広場」は、もともと古びた石畳の通路だったが、改修後は中央に扁平な円形の据え石が設置され、住民がスポーツや球技を楽しむだけでなく、憩いや談笑の場としても活用できる空間となっている。

展望台
赤い鉄骨構造の展望台は特に目を引き、その面積は28平方メートルである。台上には快適なベンチが設置され、散策客の休憩に適している。

かたつむり飛行ランド
「かたつむり飛行ランド」では、廃棄された枯れ木、枯れ枝、落ち葉、古タイヤを再利用し、木製ベンチ、丸太のクライミングフレーム、ブランコ、階段式ベンチなどの設備や遊具を設置している。

樹陣広場
改修工事では周辺の地面が舗装し直されるとともに、16本のトネリコからなる「樹陣」が残され、独特の芸術的雰囲気を醸し出している。

プラタナスの迷路
「プラタナスの迷路」は、既存のプラタナスの森を生かし、ベンチを周回式に配置することで、迷路のような小道を創り出している。

ぜひ西会レクリエーション公園へ足を運び、都会の中に息づく自然と心安らぐひとときを体感してみよう!
情報提供:北京朝陽