（写真提供：tuchong.com）

毎年5月5日前後は中国の伝統的な立夏にあたります。立夏にお粥を食べる習慣は、明王朝末期から清王朝初期の蘇家坨地域で始まりました。最も歴史が長いのは北安河や西小営などの村で、100年以上の歴史があります。蘇家坨鎮の村々では一般的に家族単位、または3〜5世帯、または10世帯以上で、家族の中で年配で権威のある人が取り仕切ります。その目的は、縁起を担ぎ、病気・災害などの禍を祓い、隣人同士の不和を解決し、和やかな雰囲気を作ることです。年配者の話によると、立夏の日に立夏粥を食べると、1年間安全で無病息災で過ごせることが保証されます。

（情報提供：北京市海淀区文化委員会）