（写真提供：tuchong.com）

歴史資料によると、駕籠は後漢時代の乗り物でしたが、後に結婚式の時に花嫁を迎える花轎として使われ、唐の時代に徐々に広がりました。明と清の時代、北京では若い娘が花轎で嫁入りすることが正式な手続きを経て結婚したしるしと見なされていました。そのため当時、花轎業は最も繁栄しており、“四九城”とも言われる北京には花轎や太鼓、執事、嫁入り衣裳を専門に貸し出すための駕籠屋がありました。李連生は、徐場（1921－2007）や李順（1926－2009）に師事し、花轎に関連する婚礼の風習や儀礼を体系的に習得しました。李氏の花轎はそれぞれの良いところを活かしながら、モダンの要素にもあふれ、人々からとても愛されています。

（情報提供：海淀区文化委員会）