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2022-03-31  |  

中独産業パークは2021年末に運営を開始し、中国国内初の経済技術協力をテーマとしたドイツ企業向けの国家級パークだ。年間生産額が300億元を超える同パークには、すでに73社のドイツ企業が集まり、そのうちドイツの隠れたチャンピオン企業は25社となっている。

北京冬季オリンピックの開催期間中、アイスリボン(国家スピードスケート館)プロジェクトに応用されたポンプは、すべて北京の中独産業パークにあるWilo(中国)の研究開発製造拠点で生産されたものだという。

北京の中独産業パークは計画に基づいて南区と北区に分かれている。敷地面積8平方キロメートルにわたる南区は、首都国際空港の東側に位置し、ドイツの隠れたチャンピオン企業、インダストリアル・インターネットなどの科学技術サービス業の集積地である。中独ビルには、ボッシュ(Bosch)のインダストリー4.0、Rhein-Köster中国本社、Hüller Hille工作機械研究開発センターなどのドイツ企業のプロジェクトが集まっている。敷地面積12平方キロメートルにわたる北区は、順義新城の北部に位置し、ドイツの新エネルギー・スマートカーと先進的設備のスマート製造業の集積地である。現在、メルセデスベンツの新エネルギー自動車、Wiloのポンプ、Carl Cloosのロボットなどのプロジェクトがある。

また、約5000戸の国際人材マンション、計画中の軌道交通R4号線に加えて、更に中独インターナショナルスクール、複合商業施設、国際病院なども建設される予定だ。

現在、すでに中独産業パーク管理委員会が設立され、ドイツのベルリン、ミュンヘン、フランクフルトにそれぞれ海外事務所が設立されたほか、中独スマート製造産業協会、中独専門家・顧問委員会が設立され、外交部、国家発展改革委員会などと相互協議メカニズムを確立し、在中国ドイツ大使館、在中国ドイツ商工会議所、ドイツセンターなどと密接な連携を図っている。将来的に、ここはドイツの先進製造業の集積地となり、また中独の隠れたチャンピオンの発展を目指す戦略的拠点、中独交流及び開放・イノベーションの重要な窓口となることが見込まれている。

(情報提供:北京日報)


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