このほど、北京自由貿易試験区科学技術イノベーションエリアの海淀区グループによる「ベンチャーキャピタル基地」及び「科学イノベーション金融応接室」が正式に設立され、株式投資管理企業を海淀区へ誘致する一連の政策が相次いで発表された。全国で株式投資活動が最も集約され、活発であり、投資対象となる価値が最も高い地域として、海淀区はグローバルベンチャーキャピタルセンターの建設を加速している。
株式投資企業は複数の関連支援策を受けられる。
「ベンチャーキャピタル基地」は海淀区が社会資本による自由貿易区を建設するための重要な突破口だ。株式投資企業の経営資源の集約化を加速させるため、北京自由貿易試験区に進出した海淀区グループの株式投資企業は、一斉登録手続き、投資奨励、賃料補助、登録資本金の一時金などの政策上の優遇を受けることができるという。「科学イノベーション金融応接室」はベンチャーキャピタル基地のコアプラットフォームであり、投資企業に融資ロードショー、応接・商談、宣伝・展示などの「ワンストップ」サービスを提供する。
「両区」によるチャンスを掴み、金融発展の新たな原動力を生み出す
「両区(国家サービス業開放拡大総合モデル区、中国(北京)自由貿易試験区)」の建設を実施して一年余りとなる海淀区は、金融制度及び政策革新のチャンスをしっかりと掴み、整合・連携と複数の政策による相乗効果・相互作用をもたらす取組みを進め、グローバルベンチャーキャピタルセンターの構築、金融分野における開放の拡大、金融と科学技術の高度な融合及びイノベーションの推進、実体経済に対する金融サービス強化という4つの事業目標を掲げ、金融による押上げ効果を重視し、金融発展による新たな原動力の生み出しを目指す。
資本の絶えず注入で、科学技術の自立・向上をサポート
2021年末までに、海淀区におけるプライベートエクイティ投資管理企業の登録数が726社にのぼり、管理資本が1兆1000億元を超えた。2009年、北京市の初のベンチャーキャピタル牽引ファンドが設立されて以来、海淀区におけるファンドの設立・資本参加数は累計で40余りとなり、328億元以上の社会資本をもたらし、市場化・専門化された「海淀イノベーションファンドシステム」が形成された。これまでに、ファンドシステムのエリア外投資額は累計で169億元となっており、支援している直接投資項目が750余りとなった。
(情報提供:北京日報)
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