このほど、北京市市場監督管理局への取材によると、2022年4月末まで、市内で累計88万5200社の企業が電子化による全過程登記手続きを行い、企業の全過程オンライン登記の受付率が95%を超えたことが分かった。

全過程オンライン受付可能で、迅速な手続きを行える。申請者は「北京市企業サービスe窓口プラットフォーム（北京市企业服务e窗通平台）」ウェブサイト、「e窓通」WeChatミニプログラム及び「北京e窓通」アプリを通じて、市場主体の設立・変更・届出・抹消・営業許可証の変更や更新等、各種登記手続きを全過程オンラインで行うことが可能となった。窓口へ行くことなく、「非接触型受付、非対面型審査・承認、非来庁型手続申請」といった登記サービスを受けられるようになった。

双方向配達、手間がかからない。市・区レベルの登記機関は特色ある宣伝プラットフォームを十分に活用し、郵送サービスの宣伝・普及拡大を更に強化し、申請者に双方向無料郵送サービスの利用を推奨することにより、各種登記・登録業務における「ゼロ対面」手続きの実現を図る。無料郵送に関する具体的な手続き要求については、登記・登録機関の関連規定を参照されたい。

スムーズな問い合わせ、申請も安心。感染症による市場主体の登記・登録問題を速やかに解決するため、各級の登記・登録部門はオンラインと電話による相談係の保障を全面的に強化し、相談プロセスの円滑化を確保する。申請者は登記機関の問い合わせ先へ電話するか、又はオンライン登記システムを通じて問い合わせすれば、詳しい回答とオンライン手続きガイドを受けることができる。

現場予約と特別受付も可能。インターネットの利用が苦手な高齢者など、特別な方のために引き続き現場で受付し、登記・登録部門は現場手続きにおけるグリーンルート（優遇措置）を提供し続ける。申請者は登記機関の予約ルートを通じて予約登記を行い、また属地・政務サービスホールの防疫要求に基づき、関連資料を持参のうえ現場での登記手続きを行うことができる。

（情報提供：北京日報）