北京のソフトウェア・情報サービス業の2021年度売上高が2兆2000万元を達成し、売上規模は全国一位となった。ソフトウェア・情報サービス業の付加価値の全市GDPに占める割合は2017年には11.3％であったが、2021年には16.2％まで上昇し、ソフトウェアの北京市への貢献度が高まっており、国際競争力を持つ産業エコシステムの形成が加速している。

北京は「国家第1陣総合型情報消費モデル都市」（2019年）、「国家人工知能イノベーション応用先導区」（2021年）である。基盤ソフトウェア、アプリケーションソフトウェア、情報技術サービス、インターネット情報サービス、組込みソフトウェアなどの分野をカバーした完全な産業チェーンがすでに形成され、イノベーション・創業が全国で最も活発で、ソフトウェア・情報サービス製品体系が最も整備された都市となった。クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能などの新興分野における市場規模の成長が早く、すでに1千億元を超えている。産業インターネット、ネットワークセキュリティー・情報技術アプリケーションイノベーション産業、北斗衛星導航系統・位置情報サービス、情報消費などの分野の市場規模は拡大し続けており、新興業態が業界全体における新しい技術動向への変化の原動力になっている。

（情報提供：北京青年報）