今年、中関村金融サービスは、融資担保、知的財産権賃貸、ターゲットを絞った融資計画などの商品とサービスイノベーションを通じて、「高精尖」（ハイレベル・精密・先端的）産業におけるテクノロジー企業計3932社に215億元の金融サービス支援を提供した。サポートを受けた企業の急速な成長により北京市の経済の質の高い発展が確保される。

多くのテクノロジー企業がコロナ禍の試練に直面し、資金繰りを確保できなければ更に深刻な状況に陥る恐れがある。資金繰りの問題に応じるため、中関村発展集団の各メンバー事業体は相次いで一連の金融サービス・措置を打ち出し、経営危機に陥っている企業を救済する。

装備の製造、医薬ヘルスケアなどのハイテク企業の設備の販売、生産ラインの建設に対する資金需要が高く、ファイナンスリースサービスを通じて、ここ数ヶ月間で27社の企業が3億7600万元のファイナンスリースを受けた。中小零細企業が直接銀行から融資を受ける場合、担保物件、信用記録などの要件を満たさないとして貸付を受けられないケースが多いが、融資担保に新設されたサービスの資金規模は20億元となっており、そのうちの8割が中小零細企業に充てられた。今年は、更に中関村にある高精尖分野のテクノロジーイノベーション企業13社が中関村発展集団の支援により、資本市場において私募債を発行し、5億500万元の直接債権融資サポートを受けた。

（情報提供：北京日報）