このほど、『ライセンス共同受付（証照聯弁）改革作業方案』（以下「方案」）が正式に発表された。方案によると、全市でライセンスの共同受付を推進し、サービスを最適化し、制度的な取引コストをさらに削減し、市場主体の活力を最大限に放つことで、効率的かつ便利で「迅速な参入」を可能とする市場環境の構築を目指す。

「ライセンス共同受付」により、市場主体はビジネスライセンス登録を行う際、ライセンス関連事項の申請を同時に行うことができる。審査・承認部門は、提出されたライセンスに係る申請手続きを一本化することにより、「参入許可」と「営業許可」を同時に実現する。手順、必要書類、所要時間を最小限に抑えながら、企業の申請回数を減らし、市場主体の制度的な取引コストを大幅に削減する。

北京は今後も引き続き「ライセンス共同受付」の導入シーンを拡大していく。食品経営事業における「ライセンス共同受付」を実施するほか、「方案」によると、「ライセンス共同受付」モデルを医療機器販売、薬局、飲食店、飲料、スーパーマーケット(コンビニエンスストア)、書店、外来受付、民間幼稚園、道路貨物会社、道路旅客輸送会社といった10個の場面に導入する。「一回の申請で手続を完了する（一次弁好）」ことを基準に、企業の申請回数を最小限に抑える。

（情報提供：中国新聞網）