先日開かれた、「両区（国家サービス業開放拡大総合モデル区、中国（北京）自由貿易試験区）」建設の貿易・投資円滑化に関する特別記者会見によると、現在までに、全市の外資誘致プロジェクトデータベースシステムに登録されたプロジェクトは7000件以上にのぼり、約1兆9500億元が投じられる見込みだという。そのうち、データベースに登録された7つの自由貿易区クラスターが所属する区のプロジェクトは4300件以上にのぼり、データベース内のプロジェクト全体の6割以上を占めている。

北京市の「両区」建設から2年間、大型プロジェクトは明らかな投資誘致効果をもたらしており、投資額10億元以上の大型国内プロジェクトが130件以上実施され、国内投資額全体の70％以上を占める。投資額5000万米ドル以上の大型外資プロジェクトは100件以上で、外国投資額全体の90％近くを占める。同時に、画期的かつ代表的なプロジェクトが増え、模範・牽引的役割が際立っている。

北京市は外資誘致の質と効率を促進するために、複数の措置を講じて保障措置を強化する。昨年、市政府は「投資促進活動の更なる強化による質の高い経済発展の推進に関する若干の意見」を承認・発表し、外資誘致活動モデルの革新、プラットフォームによる外商誘致の推進、産業機能園区キャリアによる外商誘致の強化など、9つの外資誘致措置を提案し、全市の投資促進活動の指導的意見を提供した。

ここ2年間、市・区は共同で200以上の外資誘致促進活動をオンラインとオフラインで展開し、北京市の「両区」政策と建設成果を広くアピールし、多くの多国籍企業やフォーチュン・グローバル500社の高い関心を集め、北京市への外資誘致の「磁場効果」を形成している。

（情報提供：北京日報）