北京自由貿易区ハイエンド産業エリアの重要な構成部分として、大興区は「両区（国家サービス業開放拡大総合モデル区、中国（北京）自由貿易試験区）」建設のチャンスを捉え、北京大興国際空港臨空区、北京中日イノベーション協力モデル区、大興国際水素エネルギーモデル区、バイオ医薬品産業基地、北京商業宇宙飛行基地などのハイレベルな開放空間の構築を加速し、医薬・ヘルスケア、次世代情報技術、スマート設備、科学技術サービスなどの重点産業の先行的・試行的な取組みを促進し、メカニズムの革新、政策面でのブレークスルー、サービスの向上など、多元的で開放的なエコシステムを創出し、首都南部の制度革新と対外開放の新たな大所高所を構築することを目指す。

大興グループはバイオ医薬品産業の発展を全力で推し進め、首都医学大学、首都医学イノベーションセンターなどの重大プロジェクトの誘致を積極的に進め、「北京証券取引所大興サービス基地」の運営を開始し、金融サービス体系を整備し、熱景生物の科創板への上場や、百奥賽図の香港証券取引所のメインボードへの上場を後押ししている。ここ2年間で、大興バイオ医薬品産業基地は、国家級ハイテク企業200社余り、「専精特新（専門化、精密化、特色化、革新化の特徴を持つ）」企業50社近くを誘致し、2021年の医薬品工業の生産高が1,600億元を突破し、全市の医薬品工業の総生産高の40%を占めている。

（情報提供：北京日報）