現在までに、優良企業に対する貿易上の外国為替収支円滑化を試行する北京市の銀行では合計5.3万件、約1,900億ドル（USD）の業務を処理した。この試行政策により、「誠実な企業ほど手続きが便利になる」、「銀行がコンプライアンスを遵守すればするほど、監査の独立性が高まる」という自己規律・信用インセンティブのメカニズムを形成し、銀行の業務遂行能力の向上を促進し、企業が「コンプライアンスを遵守すれば便利性を得られる、便利性がコンプライアンスの遵守を促進する」という監督管理の方向性に対する認識を深め、コンプライアンスに遵守する銀行と信用ある優良企業の双方にとってプラスになるような結果を達成するようになる。

これから、北京市外国為替局外国為替管理部は、引き続き外国為替管理システムとメカニズムを改善し、経常収支円滑化政策の実施を促進して、実体経済に貢献するサービス能力とレベルを効果的に向上させる。

（情報提供：北京青年報）