今年の「ダブルイレブン」セール期間中、北京税関を通過した越境EC小売輸入リストは前年同期比80.66%増の30万3600件で、金額は前年同期比28.99%増の1億1800万元だった。

税関を通過した電子商取引による輸入商品の種類を見ると、主に医薬品、化粧品、スキンケア関連製品であることがわかった。今年の「ダブルイレブン」初日、北京税関が承認した越境EC輸入リストは7万件近くと昨年より24.33%増加した。また取引額は約3千万元と昨年の2倍超に増えた。

今年の「ダブルイレブン」セール初日に好スタートを切れたのは、首都空港臨空経済区が北京初の国家輸入貿易促進革新モデル区に承認されたことと深い関わりがある。同区内に位置する天竺総合保税区は「越境EC医薬品販売の試行」と「免税・保税・越境EC政策の連携試行」政策の優位性を活かし、今年の「ダブルイレブン」期間中の北京口岸（通関地）における越境EC小売輸入商品の「主戦場」となった。

（情報提供：北京日報）