「地域的な包括的経済連携（RCEP）協定」は現在、人口、経済貿易のいずれにおいても世界最大規模の貿易協定である。2022年1月1日に正式に発効・実施されて以来、市場の潜在力は絶えず解放されている。2022年1月から10月にかけて、北京税関で発行されたRCEP証明書は3572件で、貨物価値は14億9400万元だった。また、RCEPの優遇を受けた輸入貨物の価値は1億8300万元、特恵関税の適用実績は500万7600元で、証明書の発行数・金額ともに着実に増加している。

北京税関は国境を越えた貿易の利便化を積極的に後押しし、国際貿易における「単一窓口」の建設レベルを高め、制度的な取引コストを削減している。また、原産地業務の分野では、セルフプリントやビザの郵送、証明書の受取予約、1企業に1措置、スマート審査などの便利な措置を通じて、通関地に一流のビジネス環境を構築している。

（情報提供：北京日報）