日中国交正常化50周年の節目にあたった2022年は、日中両国の国際イノベーション協力を促進する貴重なチャンスに恵まれ、北京中日イノベーション協力モデル区を含む国際協力プラットフォームに新たな空間が開拓された。

2022年末時点で、同区の新規登録事業者数は計1973社、重点的に実施されたプロジェクトは269件、外資系企業は62社、成約プロジェクト数は71件となっており、同区には日本の遠藤照明、きらぼし銀行などの国際イノベーション型企業が入居している。また、国際科学技術イノベーション協同センターの建設が正式にスタートし、企業総合関連サービスセンターが全面運用を開始し、20億元の「中日イノベーションファンド」が設立され、企業の発展を支援している。

同区は世界一流の現代化産業パークの建設を基準とし、ハイレベルな産業機能区を建設し、率先して「3カ年行動計画」を制定して実行に移し、ハイレベルな国際科学技術成果の実用化のための新しいプラットフォームとイノベーション・起業のためのインキュベーション施設を構築している。

同区では、「日本に軸足を置き、世界に目を向ける」ことを堅持し、日中国交正常化50周年をマイルストーン及び新たな起点とし、RCEP発効などの好機をしっかりとつかみ、国際イノベーション協力の新たな中心地の構築を加速させている。

また、同区はイノベーションサービスをめぐり、一連の海外イノベーション協力イベントを展開し、国際レベルのビジネス環境を構築している。

（情報提供：人民網）