国家サービス業拡大開放総合モデル区と自由貿易試験区の「両区」建設の全面的な推進は、新たな段階で北京の質の高い発展を後押しするエンジンとなる。

「両区」建設における最重要任務は制度の革新であり、国際的なルールに沿った先行試行、サービス業の開放拡大の深化、自由貿易区の質的・効果の向上に集中的に力を入れ、投資貿易の円滑化、金融サービス、知的財産権などの分野でブレークスルーを図り、さらなる一歩前進を目指す。

一連の制度の革新・変革、特に土地制度、人材制度および金融制度面における改革深化を通じて、土地、労働力、資本という三大基本要素を市場主導下で自由に流動させ、組み合わせを最適化し、さらに効率の向上と革新の活性化を実現する。

これを推進方針として、ビジネス、科学技術、金融、デジタル経済などの重点分野において、制度革新の吸引力を持続的に放出し、財産権保護、公平な競争などの市場経済の基礎制度を絶えず改善・最適化するように導く。

国際的かつ先進的なルールと最適案に対応し、土地供給、資本導入、人材往来、技術難関攻略、データ流通・融合などの要素配置の制約を打破し、市場の活力を最大限に引き出す。

市場の信頼を高め、経済を活性化させるには、制度革新のメリットをビジネス環境にもたらし、外資系企業と民間企業に確信を持たせる必要がある。感染症が世界を変えた状況の中、社会全体がハイレベルな開放というメリットを共有できるようにする。

（情報提供：北京商報）