先日発表された「北京市副都心文化観光エリア発展建設3カ年行動計画（2023-2025年）」では、「ユニバーサル・スタジオ×大運河」の国際消費体験エリアを構築することが明確に示された。これは副都心における観光の2大「金看板」であるユニバーサル・スタジオと大運河が今後、世界中の観光客によりユニークな体験をもたらすことを意味する。

3カ年行動計画では、文化観光エリアに関する重要な課題が数多く示された。具体的には以下の通りである。

「スポーツ＋娯楽」の新しい融合を推進し、多様な演芸・娯楽エコシステムを育成する。近隣の町や郷・鎮との産業交流と優位性の相互補完を強化し、質の高い資源を結び付け、北京市・天津市・河北省の文化観光の協調的発展を促進する。都市間鉄道連絡線、軌道S6号線などの軌道系交通の建設を推進し、円滑な地域交通網を構築する。文化観光産業に関する特別政策を検討・発表し、文化観光産業に対するマルチレベルの投融資サービス体系を整備し、人材を募集して知恵を集め、人材サービスを最適化する。

2035年までに、副都心の文化観光エリアは文化、観光、商業、スポーツを融合的に発展させるモデル区、世界一流のテーマパークを建設する。また、「ハイエンド化、国際化、クラスター化」の北部産業地域として位置づけ、ファッション、文化、観光、商業、スポーツを融合的に発展させる現代的なモデル市街区を構築し、地域トラフィックの中心地を構築し、ユニバーサル・リゾートとの異なる分野における相互補完的な発展を図る。

（情報提供：人民網）