北京市は首都空港、大興空港の「ダブルハブ」国際消費橋頭堡の建設を深く後押しすることで、国際消費中心都市の育成・建設に拍車をかける。

北京市順義区では今年に入ってから、複合商業施設2カ所、1号店25店舗、新エネルギー車の納車センター2カ所が新たに増え、新エネルギー車産業の集積・発展が進んでいる。また、中国国際展覧中心新館（新国展）第2期プロジェクトの主体構造がすべて完成し、新国展第3期プロジェクトの企業誘致・資本導入活動が加速しており、ビジネス会議・展示会に関わる川上・川下産業に波及効果をもたらし、同産業を牽引していくものと予想される。

首都空港から約70キロ離れた大興空港は、独自の消費空間を形成し、幅広い業態を有するターミナルビルは行き交う旅客に街歩きのような体験をもたらしている。さらに大興空港の近くには、国際コンベンションセンターと国際消費ターミナルの2つの複合施設が建設される予定で、人々によりバラエティに富んだ消費体験をもたらす。

「ダブルハブ」は、北京市が国内と国際を結びつけ、双循環（国内と国際の2つの循環）を円滑にする重要な通路であり、ミドルエンド・ハイエンド商品及びサービスを供給し、シンボル的な国際消費プロジェクトを実施し、消費面への世界的波及効果を持つ新たな成長エンジンを育成する重要な拠点でもある。「ダブルハブ」はより開放的な姿勢で北京の質の高い発展を支えていく。

（情報提供：北京日報）