中関村延慶園

2024-12-05

(一)概況の紹介

中関村延慶園は2012年に中関村国家自主イノベーションモデル区の重要な一部となった。同園は、北京北西部の科学技術イノベーションの特色ある発展区域と「三城一区」の研究成果実用化の受け皿として位置付けられており、中関村と延慶区の産業発展支援策を同時に享受できる。同園には手続き完全代行プラットフォームが設置され、企業に工商登録、銀行口座開設、税務申告、入居申告のほか、知的財産権に関する研修、財産権に関するクレーム受付、企業の諸権利保護に関する支援などを含む知的財産権サービスを提供することができる。また、飲食、会議、宿泊などの関連施設も備わっており、同園から市街地への無料ビジネス路線バスの運行も開始された。さらに「サービスマネージャー」による定期訪問などの制度の実施を堅持し、あらゆる面から企業のニーズを把握し、企業が直面する実質問題を解決し、企業のプロジェクトをサポートし、企業の発展を支援する。

(二)機能的位置付け

中関村延慶園は、北京北西部の科学技術イノベーションの特色ある発展区であり、「三城一区」の研究成果の実用化の受け皿となっている。同園は現代園芸、ウィンタースポーツ、新エネルギー、エネルギーインターネット、ドローンの4つの主要産業に重点を置き、産業競争力のある産業集積区を構築する。万里の長城のふもとにあるイノベーションホームを中核とし、中関村現代園芸産業イノベーションセンター、スポーツ科学技術最先端イノベーションセンター、水素エネルギー産業パーク、ドローン科学技術イノベーション産業パークの4つを支柱とする「1核4区」の計画配置により、科学技術成果の実用化とイノベーション事業のインキュベーションを推進する。同園は同時に、「啓迪の星」などのイノベーションインキュベーションプラットフォームの整備を積極的に推進し、ハイテク企業に研究開発から市場への応用に至るまでの全面的な支援を提供している。

(三)発展状況

中関村延慶園はその政策面の優位性、充実した施設、堅固な産業基盤を生かして、ソフトウェア情報、ドローン、新エネルギーなどの最先端分野に従事する266社以上の企業の誘致に成功したほか、効果的な投資誘致を持続的に強化し、帆軟ソフトウェア(FineReport)などの有名企業が同園で飛躍的な成長を遂げた。一方で、同園は踏み込んだ訪問・カスタマイズサービスを実施し、企業のニーズに的確に応え、その質の高い成長を後押しする。同時に政府と企業の交流や人材政策に関する説明会などの活動を開催することで、企業の視野を広げ、ビジネス環境の最適化に取り組んでいる。


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