6月3日、「多彩な魅力を放つ北京・新たな質の生産力を読み解く」をテーマとしたオンライン広報活動が北京で開催された。活動に参加した国内外の記者は実際の体験を通じて、刻々と変化する北京のデジタル経済発展について見識を深めた。
記者と「哪吒(ナタ、Ne Zha)」とのやり取り 撮影:趙軍鵬
2023年8月、北京初のインターネット3.0産業パーク、中関村インターネット3.0産業パークが開園した。1年足らずの間に、産業パークには100社以上の企業が入居した。2023年、これら100社余りの企業の営業収入は約20億元に達し、エコシステムの川上と川下との連携・相乗効果が初めて発揮された。活動に参加した中国と外国の記者は産業パークで「ナタ」と対話したり、「蘇小妹」とやりとりを交わしたりと、デジタルヒューマンの知恵を体感した。また、バーチャルメタバースに入って室内にいても見て回る楽しさを体験することができた。「体験中に画面上の花瓶をいくつか『割って』しまった。まだ『義手』に慣れていないので」と話すブルガリア・24リトルタイムズ紙のPavleta Davidova記者は、自身の消費メタバースでの体験について楽しそうに語った。また、「ナタ」や「蘇小妹」などのデジタルヒューマンとのやり取りは特に面白く、彼らの知能レベルは非常に高く、英語での会話は流暢だと語った。
チップ技術の発展について報道陣に説明するPaul氏(左から1人目) 撮影:劉楠
電子城IC・PICイノベーションセンターは北京初の集積回路と光集積回路のデュアル集積のイノベーションモデルパークで、現在40社余りの優れた集積回路・光集積回路設計関連企業がここに入居している。北京数字光芯集成電路設計有限公司のチーフチップアーキテクトであるPaul氏は、電子城IC・PICイノベーションセンターで、北京のチップ設計のレベルの高さと発展スピードを目の当たりにし、感心している様子だった。「Amazed!」と感嘆の声を挙げたハンガリー・ニューズのMarton Bonifac Brem-Nagy記者は、中国の革新的な技術と製品に感銘を受け、中国のデジタル経済の発展を直感的に感じたと語った。