「北京の声を聴く」と題する映画鑑賞会が、3月14日に西単大悦城の首都映画館で行われた。北京の大学教員、留学生、外交官、外資系企業の代表、北京市国際版ポータルサイトWeChat公式アカウント「BeijingService(北京サービス)」のユーザーなど、41カ国100人余りが参加した。
上映されたのは、2月18日より全国公開されているドキュメンタリー映画『您的声音(Hotline Beijing)』。本作は、北京市が進めている「接訴即辦(市民相談への即時対応)」改革と、その一環である市民ホットライン「12345ホットライン」の実践を中心に、世界のメガシティ共通の課題である都市ガバナンスの課題に迫るもの。リアルな映像と実際の人物・経験を通じて、市民の等身大の物語をドキュメンタリー手法で語り、「1本のホットライン」が大都市のガバナンス改革をどう動かしていくのか、そのダイナミックな過程を映し出している。
▲映画を鑑賞する外国人ゲストたち(撮影:張鶴軒)
映画鑑賞後、北京第二外国語大学のメキシコ人留学生Alma Nelleyさんは、劇中で取り上げられた駐車場問題に関するエピソードに共感を示した。彼女は「大都市の駐車難は世界的な課題だが、末端の担当者が関係者の意思疎通を図り、しっかりと問題を解決した。12345ホットラインの、一人ひとりの要望を尊重し、全ての人々にサービスを提供する姿勢は素晴らしい」と語った。
▲映画鑑賞後に感想を語る中央民族大学のイギリス人教師Bryan Allenさん(撮影:張鶴軒)
Tada文化社を創設したドイツ人経営者のジェニーさん、中央民族大学のイギリス人教師Bryan Allenさん、中国伝媒大学のブラジル人留学生Kelly Castro De Araujoさんは、古い住宅へのエレベーター設置プロジェクトに感銘を受けたという。ジェニーさんは「12345ホットラインは本当に役立つ」、Bryan Allenさんは「政府が真摯に住民の声に応えている」、Kelly Castro De Araujoさんは「とても感動して涙が出た」とそれぞれ語った。
実際に12345ホットラインを使ったことがあるという北京大学のベトナム人留学生Nguyen Hai Bao Tramさんは、「卒業前に就労許可証の情報について問い合わせた。12345ホットラインの担当者は、欲しかった全ての情報を教えてくれた。本当に助かった」と語った。
バングラデシュ出身の小児科医Nazmus Sakibさんは、「どの国も12345ホットラインの仕組みに学ぶべき。そうすれば世の中がもっと便利になる」と提言した。
▲記念写真を残る在中国スリナム共和国大使館二等書記官Youandi Berrensteinさん(撮影:曲芸)
在中国スリナム共和国大使館二等書記官のYouandi Berrensteinさんは、12345ホットラインのサービスを通じて、「経済発展と優秀人材の誘致、そして国際交流の促進にかける北京の努力を感じた」と評価した。
▲映画パネルの前で記念撮影をする北京理工大学の留学生たち(撮影:曲暢)
情報提供:CRI Online
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