2025年1〜2月の北京市の輸出額は前年同期比5.5％増の947億8000万元に達し、全国の輸出額の伸び率を2.1ポイント上回り、好調な滑り出しを見せた。

自動車製造業と情報技術産業の輸出額が顕著な伸びを示した。今年1〜2月にかけて、北京市の自動車製造業が同市の輸出増加に大きく寄与した。自動車部品は44億2000万元（同38.8％増）、完成車は38億7000万元（同106.3％増）の輸出額となり、両者合わせて北京市の輸出増加率に3.6ポイント寄与した。情報技術産業は堅調を維持し、平板ディスプレイモジュールは16億7000万元（同69.8％増）、コンピューターおよび部品は10億3000万元（同41％増）の輸出額を達成した。

北京市・天津市・河北省の輸出額は合計2070億5000万元と同時期としては過去最高を更新し、前年同期比2.1％増加した。北京市の輸出額は北京市・天津市・河北省の輸出総額の45.8％を占め、北京市・天津市・河北省の輸出増加率を2.5ポイント押し上げる重要な役割を果たした。

（情報提供：北京日報）