同じターミナル内での乗り継ぎが可能に!北京の2つの空港で入国後乗り継ぎがより便利に

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2025-02-11

北京税関はこのほど、「インバウンド観光及び消費の促進に向けた10措置」を発表した。同「措置」によると、北京の2つの空港で国際線・国内線に対する「同じターミナル内での乗り継ぎ」モデルが導入されることになり、これにより入国後乗り継ぎが必要な旅客は同じターミナル内での乗り継ぎが可能となり、ターミナルを跨ぐ乗り継ぎに要していた時間とプロセスが大幅に削減される。

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写真提供:VCG

入国旅客は、北京に到着する前に「掌上海関」、微信(WeChat)、支付宝(Alipay)などのアプリを通じて税関に携帯品を申告することができるほか、微信または支付宝で「海关旅客指尖服务(税関における旅客向けモバイル端末サービス)」と検索し、税関の監督管理規定を確認して事前にオンライン申告を行うことができる。

また、「スムーズな通関」がより一層推進される。この便利な措置は、税関が「機器による先行検査」などの技術的手段を利用し、入国旅客の受託手荷物の輸送過程に検査を組み込むというものだ。これは、問題のない旅客が通関する際、税関による監督管理の存在に気づかないことを意味する。

国際線の乗り継ぎ客にとって、手荷物上も乗り継ぎ上もより便利になる。同「措置」によると、北京税関は航空会社の「国際線スルーチェックイン」および「国際線の国内区間」という旅客輸送業務をサポートし、旅客に「スルーバゲージ」サービスを提供する。これにより乗り継ぎ客は手荷物の受取および託送手続きを重複して行う必要がなくなる。

出国旅客は、草橋地下鉄駅などの都市ターミナルビルでチェックインや手荷物の託送などの手続きを事前に行うことができる。税関は荷物の監督管理を遠隔で完了することで、旅客の搭乗体験の向上につながり、出国旅客の通関手続きもさらに簡素化される。

情報提供:北京日報

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