北京市第1四半期のPM2.5濃度、前年比20.4%減で 過去最良を記録

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2025-04-30

2025年第1四半期の北京のPM2.5(微小粒子状物質)の平均濃度は 前年同期比20.4%減の30.8μg/m³で、過去同期比で最も良好な水準を記録し、優良天気日数は79日間に達し、水環境の質は全体的に良好だった。

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写真提供:視覚中国

北京市は一連の措置を講じ、生態環境の質の持続的な改善を推進している。具体的には、青空を守るための取組みを力強く展開し、企業のグリーンアップグレードを促進し、新たに141社のグリーン企業を誕生させた。また、水資源を保護し、水環境を整備し、水環境における生態系を守り、大運河、潮白河、永定河への生態補水を実施し、美しい湖や川の保護と建設を進めており、土壌環境のリスクを効果的に管理し、「廃棄物ゼロ都市」の建設を推進している。さらに、主要分野の二酸化炭素排出量の抑制を強化し、市場化によるグリーン電力の取引規模は80億キロワット時を超えた。加えて、パイロットモデル事業を展開し、平谷区が第2陣の国家炭素排出量ピークアウト試点に選ばれた。このほか、生物多様性の保護を強化し、生物多様性保護合同会議メカニズムを市レベルから徐々に区レベルまで拡大し、燕山-塞罕壩国家公園の創設に積極的に取り組み、首都西部の山水林田湖草砂一体化保護・修復プロジェクトを段階的に実施している。

(情報提供:北京市生態環境局)