首都の国際交流の重要な窓口として、朝陽区は「文化、国際化、大規模緑化」を主な方針とし、大量に集まるグローバル人材、豊富な科学技術革新資源、中国と外国の文化の交わりなどの優位性を最大限に生かし、望京国際人材コミュニティを朝陽の国際的な発展のための「実験場」、「モデル区」に築き上げることを目指している。

まず、建設が始まって以来、人材活動における国際化レベルの向上に力を入れてきた。人材プログラムに、「外国人専門家短期招聘プログラム」と「戦略的科学者」などを追加した。次に、国際的な革新・起業のためのエコシステムを構築している。中国工業インターネット研究院、鯤鵬聯合イノベーションセンター、大疆（DJI）北京研究開発イノベーションセンターなどの国際的な科学技術革新資源を新たに導入し、「未来科学大賞」、海外学人起業大会、「国際起業会」などの革新・起業イベントを開催している。そして、国際的な生活施設を充実させる。新規建設、統合、拡張を通じて、国際人材マンション、インターナショナルスクール、国際病院、未来フォーラムなどの主要プロジェクトの建設を推進する。さらに、グローバル人材に対する生活環境を最適化する。温榆河公園モデル区の建設に力を入れ、大望京科学技術公園、朝来森林公園などの景観環境の整備を積極的に進め、交通徐行システムを刷新する。

朝陽は今後、「3つの結び付き」の取り組みを達成する。人材主導と機能整備の結び付きを重視し、「高精尖（ハイレベル・精密・先端的）」経済構造の構築に力を入れ、「未来フォーラム」などの革新的なブランドを基点として、国際的なベンチャーキャピタル集積区の構築に拍車をかけ、国際的な影響力を持つイノベーションランドマークを立ち上げていく。ハードウェアの改善とソフトウェアの強化の結び付きを重視し、道路交通や公園の緑化などの関連インフラの建設を加速させながら、人材サービス、文化の融合、環境の創造などを推進し、総合的なサービスのレベルを向上させていく。特徴の創出と全体的なプロモーションの結び付きを重視し、計画中の既存プロジェクトと周辺資源を調整しながら、麗都商務生活街、望京小街などの特色あるプロジェクトを加速させ、一体化発展の構図を形成していく。

（情報提供：北京日報）